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【ドラマ『NIGHT HEAD』4話あらすじ・レビュー】霧原兄弟が御厨に預けられるきっかけの出来事とは?

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1992年10月8日〜1993年3月18日の木曜24:40よりフジテレビで放送していたドラマ『NIGHT HEAD(ナイトヘッド)』。
超能力を持っているせいでトラブルに巻き込まれる兄弟を豊川悦司、武田真治が演じたSFサスペンス。
この作品の4話(AWAKENINGS-覚醒-)のあらすじ・レビューを書いた記事です。

あらすじ

霧原直人(豊川悦司)と弟の直也(武田真治)が探していたのは施設に入る前の、子どもの頃に住んでいた家。
直人が小学5年生、直也が幼稚園に通っていた頃、ある出来事から2人の超能力の力が強くなったせいで御厨の施設に預けられることになったのだ。

その出来事とは、親戚が父に不動産を売りつけに来たことだった。
直人たちは、その親戚に不信感を抱いていた。一緒についてきていた高校生くらいの娘も例外ではなく。

その娘は親の前では大人しいが、直人と直也の前ではタバコを吸ったりちょっかいを出してきたり、素行が悪い人間だった。
直也が傷つかないようにするために、彼女が直也に触ろうとするのを直人が止めに入ったら、彼女に頬を引っ叩かれる。
それに頭に来た直人は、サイコキネシスの能力で突き飛ばしてしまう。

以来、その親戚一家を警戒していた兄弟だったが、両親は彼らの悪意にまったく気づかず、父は彼らが売りたがっていた不動産を買うことを決める。
書類に印鑑を押し、その親戚に託すと、彼らはそそくさと家から出ようとする。

見兼ねた直也が親戚一家の父をリーディングすると、悪巧みをしてニヤけている一家の姿が見えてしまう。
それに恐怖を感じ、叫ぶ直也からすべてを察した直人は契約をなかったことにしようと、彼らが父を騙していると言い放つ。
それを聞き、慌てて親戚一家は立ち去ろうとする。
しかし直人がなんとか止めようと、サイコキネシスの力を使ってしまう。

それから直人は怒りを感じるたび、サイコキネシスの力が発現してしまうように、直也も以前より正確なリーディングができるようになってしまった。
そして、両親も直也を入院させたり、直人と距離を置くようになってしまう。

その出来事から1年後、両親から引き離され、霧原兄弟は御厨の施設に預けられたのだった。

それ以来の実家だったが、記憶にあった場所に行ってみると、家はなく空き地になっていた。
近くにいた人に聞いてみると、ここは昔から空き地だと言われる。
すると以前、直也にアドバイスをくれた双海翔子(山口リエ)が一瞬だけ現れ、振り返ると御厨の施設の関係者である友枝麻理子がいた。

記憶が書き換えられているのかどうか尋ねると……。

レビュー

霧原兄弟がなぜ、御厨(社会と隔離された施設の管理者と思われる人物)のもとへ、行くことになったきっかけの話。

霧原兄弟の両親も以前から薄々、彼らの能力に気づいていたみたいだけど、親戚との一件で自分の子どもたちに引いた様子。

ただ、直人が記憶していた場所に実家がなかったということは、記憶が書き換えられている可能性もあり、両親との思い出や親戚の事件も本当にあったことなのか不明。

「その答えを探せ」と御厨に言われたわけだから、霧原兄弟のこれからの目的は御厨からの逃亡ではなく、おそらく自分の出自の謎を解き明かすことや自分たちの存在意義を探す旅になるのだと思う。

これまで、施設に戻されないかずっとビクビクしていた霧原兄弟が、御厨から正式に外の世界にいることへの許可が出たわけだから、それ自体は喜ばしい出来事。
だけど、これまで行き当たりばったりの彼らだから、どうやったら記憶が書き換えられたものなのかどうか、その答えが出るような動きになるのか想像がつかない……。
ただ重要なポイントで双海翔子が現れる。
ということは彼女がキーパーソンになるのか?

作品概要

タイトル:『NIGHT HEAD』
放送日:1992年10月8日〜1993年3月18日
放送時間:24:40〜25:10
放送局:フジテレビ
出演:豊川悦司、武田真治、綾田俊樹
原作・脚本:飯田譲治

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