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【ドラマ『流星の絆』3話あらすじ・レビュー】アリアケ3の両親が事件前に背負っていたものとは?

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2008年10月17日〜12月19日の金曜22:00よりTBSで放送していたドラマ『流星の絆』。
東野圭吾原作、二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香が主人公の3兄妹を演じ、両親殺しの犯人を探すミステリー。
この作品の3話(「親の秘密とハヤシの王子様」)のあらすじ・レビューを書いた記事です。

あらすじ

有明功一(二宮和也)の妹・静奈(戸田恵梨香)は、会社を辞める原因のひとつとなったパワハラ上司・高山久伸(桐谷健太)への復讐を決める。

そして功一の弟、静奈の兄である泰輔(錦戸亮)が高山への交渉役として協力。功一のシナリオに基づき、高山を投資話で騙して150万を奪うことに成功した。

その矢先、無断で馬券を売り買いしていた喫茶店が最近摘発され、そこに功一の父が客として出入りしていたことがわかる。そのことを刑事の柏原康孝(三浦友和)と萩村(設楽統)が功一へ伝えに来た。

そこまで父が賭博にハマっていたことは知らなかったが、ギャンブル好きだったことは泰輔が学校の作文に書くほどだったので覚えていた功一。

そのギャンブルのせいで背負った借金の返済金200万円が事件当日になくなっていた。
だから、父に金を貸した相手が奪いに来て殺されたのではないかというのが柏原の見立てだった。

ただ、金を貸した相手がわざわざ借りている奴を殺すかどうか。その点に功一は疑問を感じていた。

刑事の話を泰輔と静奈に打ち明けると、静奈は父がギャンブル好きだったことをほとんど覚えていないという。
その話を聞き、静奈へ秘密にしていることへ後ろめたさを感じる功一。それは彼女が母親の連れ子で父とは血の繋がりがないこと、つまり自分と泰輔とは本当の兄弟ではないこと。功一は、刑事などから聞かされる前にいい加減、静奈に打ち明けようと焦り出す。

そんな中、功一が働くカレー店「ジョージクルーニー」へハヤシライスをよく注文しに来ていた戸神行成(要潤)の関係者が、彼が酔っ払って無礼を働いたことを謝りに来る。

聞けば行成は洋食チェーン「とがみ亭」の御曹司で、今度オープンする新店舗の経営を任されているとのこと。
しかも「とがみ亭」の売りであるハヤシライスは店舗により味が違うこと。これが行成の父である創業者のこだわりで、行成は新店舗の味を決めるためにハヤシライスを食べ歩いていたらしい。

そして後日、行成が「ジョージクルーニー」へ再びやってくる。功一が以前、実家が洋食屋だったという話をしたことを覚えていて、その店に行きたがるが……。

レビュー

これまで両親と3兄妹の話は、静奈と功一たちが本当の兄妹でないことだけはさり気なく語られていたが、事件の話がメインだった。

しかし、3話目にしてようやく両親のバックグラウンドが明かされた。
父はギャンブル好きで、母は功一の父と結婚する前、ホステスをしていた。そして静奈はそこの客との間にできた子供だということ。
そして洋食屋は繁盛していたのに、借金があったことも。

しかし、両親が借金を抱えていたことが本当に事件につながることなのか……?

一方、アリアケ3として3兄妹が行う詐欺。
どうやら今度のターゲットは戸神行成らしい。
詐欺のストーリーのタイトルは「ダイヤと嘘とやさしいレストラン」。

今までのターゲットはエステ資格の詐欺師と高山で、その理由も静奈の復讐だった。
けれど、なぜ今回は行成がターゲット?

静奈とは接点のない人物だから、復讐も何もない。ということは、理由は功一にある?
彼は父の店を継いで洋食屋をやるのが夢だった。でも、父が殺されたせいでその夢はついえてしまった。
それなのに、自分が叶えたかった夢を何の苦労もなくのうのうとやってのけている功一。
彼への嫉妬のように見えたけど、果たして。

作品概要

タイトル:『流星の絆』
放送日:2008年10月17日〜12月19日
放送時間:22:00〜22:54
放送局:TBS
出演:二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香、要潤、尾美としのり、設楽統(バナナマン)、桐谷健太、杉浦太陽、中島美嘉、設楽統、柄本明、りょう、寺島進、三浦友和
原作:東野圭吾
脚本:宮藤官九郎
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/ryuseinokizuna/

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