ドラマ

【ドラマ『流星の絆』2話あらすじ・レビュー】アリアケ3兄妹が次に詐欺のターゲットにした相手とは?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

<<<前へ:【ドラマ『流星の絆』1話あらすじ・レビュー】アリアケ3兄妹は時効までに両親殺しの犯人を見つけられるのか?

2008年10月17日〜12月19日の金曜22:00よりTBSで放送していたドラマ『流星の絆』。
東野圭吾原作、二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香が主人公の3兄妹を演じ、両親殺しの犯人を探すミステリー。
この作品の2話(「傘と似顔絵と謎の女」)のあらすじ・レビューを書いた記事です。

あらすじ

1993年11月。夜中に家を抜け出し、流星を見て帰ると両親が殺されているのを目撃した有明功一。

夜明け前に刑事の柏原康孝(三浦友和)たちが来てその時の状況を聞かれる。
弟の有明泰輔はしばらくショックで話すこともできなかったが、夜明け頃にようやく口を開いた。
そして語ったのは家の勝手口に行ったときに何者かが家から出てくるのを目撃していたという話。それをもとに似顔絵を描いてもらう。

柏原から何か異変がないか聞かれた功一は、バケツの中に家族のものではない傘を見つける。
そのバケツは父が仕事で使っているものらしく、以前、泰輔が傘を入れたらこっぴどく怒られたことがあるから家族が入れるはずがないと話す。

そのうちに、家に帰る前からずっと寝ていた静奈が起きてくる。
当初はショックが強いから両親のことは事故に遭ったと嘘をつこうとしていた功一。
しかしあまりにも健気に両親の無事を願う静奈が不憫に思えて、本当のことを話してしまう。

そして2008年。
前の会社を辞めたもののなかなか再就職できない静奈(戸田恵梨香)。
上司だった高山久伸(桐谷健太)のパワハラが原因なのに、しつこくメールを送ってくることにうんざりしていた。
以前、ホストを使って詐欺師から金を奪ったように、高山を騙して復讐したいと泰輔(錦戸亮)とともに功一(二宮和也)へ協力を求める。しかし彼は真面目に就職して幸せになることが最大の復讐と言って取り合わない。

その直後、功一のもとに柏原たちが訪ねてくる。
似顔絵の男らしき人物が見つかったから弟の泰輔に連絡を取ってほしいと頼みに来たのだ。
「犯人への復讐は自分たちで」と決めている功一は、警察の前では兄妹に連絡を取ってないと言っているため、泰輔の居場所は絶対に伝えなかった。
その代わり、警察の情報を利用して自分たちで犯人を探すことに。

しかし、人違いだった。

ますます警察へ不信感を募らせる3兄妹。
その憂さ晴らしもあり、レストランに入ると静奈が紙ナプキンを折って何かを作ろうとする。
両親が殺害された日に、何も知らずに彼らの無事を祈ってツルを折っていたときの姿と重なった功一。
すると席のそばにいた客が偶然投資の話をしているのを耳にする。
高山を騙そうと泰輔と静奈から提案されたのは、彼がハマっている投資をネタにしようということだった。

子供の頃のように、静奈に何の不安もなく幸せになってほしいと願った功一は、この出来事から高山を詐欺のターゲットにしようと決めるのだが……。

レビュー

2008年の話をしていたと思ったら、突然、過去の回想になっているシーンが結構多くて。

今になって見返すと案外見づらいと思いつつ、この現在と過去の行き来があるから功一たちの両親殺しの無念さと恨み、復讐したい気持ちが濃く感じられる。

一方で、そんなドロっとした気持ちを誤魔化すように1話同様、コントのような劇中劇がある。
それは前回と同じく功一たちが詐欺を働く相手とのやり取りを表現。
ちなみに今回のタイトルは「妄想係長 高山久伸」。
投資が好きなこと、静奈が好みのタイプであることを利用して、パワハラの復讐をするために詐欺をする。

てっきり高山は、静奈が完全なタイプなのかと思ったら、彼女をもっと派手にしたタイプが好みだったよう。
彼が入院中、派手で性格キツめな看護師になりすました静奈に完全にハマってたし。
しかも、彼女とコミュニケーションを取っているのを妄想して勝手に喜んでるし……。

高山がアリアケ3(功一が名付けた兄妹のユニット名。静奈からはダサいと一刀両断された)の作戦にどうハマっていくのかは次回。

それにしても、功一がステッカーつくるほどアリアケ3のネーミングを気に入っていたとは……。

ちなみに、突然「ジョージクルーニー」の客として謎の女(中島美嘉)が登場。
謎に功一のことを「アクセル」と呼ぶし、謎にご飯食べてお金払わず帰っちゃうし。

でも、この女がこれからどんな働きをするのか楽しみだな。

作品概要

タイトル:『流星の絆』
放送日:2008年10月17日〜12月19日
放送時間:22:00〜22:54
放送局:TBS
出演:二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香、要潤、尾美としのり、設楽統(バナナマン)、桐谷健太、杉浦太陽、中島美嘉、柄本明、りょう、寺島進、三浦友和
原作:東野圭吾
脚本:宮藤官九郎
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/ryuseinokizuna/

▼動画配信サイトで見る
U-NEXT

<<<前へ:【ドラマ『流星の絆』1話あらすじ・レビュー】アリアケ3兄妹は時効までに両親殺しの犯人を見つけられるのか?

放送年別国内ドラマリスト