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【ドラマ『NIGHT HEAD』2話あらすじ・レビュー】霧原直也がリーディング能力で見えた映像の真相は?

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1992年10月8日〜1993年3月18日の木曜24:40よりフジテレビで放送していたドラマ『NIGHT HEAD(ナイトヘッド)』。
超能力を持っているせいでトラブルに巻き込まれる兄弟を豊川悦司、武田真治が演じたSFサスペンス。
この作品の2話(OBSESSION-強迫観念-)のあらすじ・レビューを書いた記事です。

あらすじ

霧原直也(武田真治)は自身が持つリーディング能力で、一瞬だけ触れた広瀬麗子(深浦加奈子)から見えた女性を殺す映像にとらわれていた。
こんなに時間が経つほどはっきり映像が見えるようになることが初めてで苦しむ直也。彼を心配する兄の霧原直人(豊川悦司)。

弟の苦しみから解放するために、過去の新聞記事から同じようにホテルで絞め殺されている女性の事件をいくつか調べる。
それを直也に映像が見えた事件と同じか聞いてみると、おそらくそれらの事件は麗子が関わっているだろうが、自分が見た映像の女性はどれも違うという。
そして、すべては超能力を持つ自分たちのマイナスの力が引き寄せたのではないかと自分を責めるようになる直也。

直也が麗子の映像を見なくなるようにする手立てがなくなった霧原兄妹は、息抜きがてら公園へ。すると謎の老人が寄って来て、マイナスの力が引き寄せられるには理由があると言い出す。

すると直也が再び麗子の映像を見るが、そこに謎の少女・双海翔子(山口リエ)が現れ、これは過去のものではないとつぶやく。

ずっと悩まされていた映像は未来のものだと悟った直也は麗子に殺される前に女性を救おうと、直人とともに映像で見たホテルを探すことにするが……。

レビュー

霧原兄弟は自分たちの持つ超能力はマイナスの力で、それがよくない事件を引き起こしていると思い込んでるけど、麗子たちのがおかしい。

というのも、麗子は若い女を捕まえては殺している。
なんでこんなことをしているかというと、自分がやらなければ殺されるという強迫観念にかられているから。
一緒にいる男は彼女からいじめられるのが好きだから逆らえない。

しかも推測ではあるけど、麗子は紫の服が好きで、紫の服を着ている女を狙っている様子。
そして殺した後は女が着てた服を自分が着てるみたいだし。

あと、同級生だか昔の知り合いのふりをして女を連れ去るんだけど、もしかしたら過去に紫の服を着た知人にひどい仕打ちを受け、それがトラウマで自分がやらなければ殺されると思っての犯行なのかもしれない。
それで相手を制圧した達成感と殺される危機から脱した安心感で人の着ていた服を着るのかも。

本当のところ麗子についてはどんな心理を描いているのかはわからないけど、超能力を持つ霧原兄弟よりも人としておかしな言動をしている。
だからこのストーリーを通して、一般的に理解できない能力を持っているからといって、それが他人に対して必ずしもデメリットになるものではないということを描いていると受け取った。

そして直也のリーディングの映像内ではあったけど、2話目にして双海翔子が霧原兄弟の前に現れた。
ちなみに、彼らのところに現れる前に「結界は破れた」という謎のメッセージを残して失踪していた。
直也に対して事件のヒントを出していたけど、まだまだ謎が多い双海翔子。
彼女は霧原兄弟の味方なのか、何なのか。

作品概要

タイトル:『NIGHT HEAD』
放送日:1992年10月8日〜1993年3月18日
放送時間:24:40〜25:10
放送局:フジテレビ
出演:豊川悦司、武田真治、山口リエ、深浦加奈子
原作・脚本・監督:飯田譲治
動画配信:FODで見るAmazon Prime Videnで見る

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