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毒殺だと思いきや!? 二転三転していく不自然死の解明が魅力の『アンナチュラル』<1話のあらすじ・見どころ紹介>

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『MIU404』を見ていたら、プロデューサー、監督、脚本が同じ『アンナチュラル』を復習しておきたくなったので、1話ずつレビューしてみます。

アンナチュラル

1話のあらすじ

三澄ミコト(石原さとみ)は、UDIラボ(不自然死究明研究所)の法医解剖医として働く。

そこへ持ち込まれたのは、不自然な突然死を遂げた高野島渡の両親から、死因を調べてほしいという依頼。

当初、解剖前は虚血性心疾患で亡くなったと伝えられていたが、ミコトが解剖したところ、それが原因ではないことがわかった代わりに、急性腎不全の症状が見つかる。

仲間の臨床検査技師・東海林(市川実日子)とともに、毒が原因の可能性も捨てきれないと判断したところ、同時期に高野島の会社の外部デザイナー・敷島由果も突然死していることが発覚。

連続毒殺殺人事件を疑い、高野島の自宅や職場の持ち物の調査を実施。その最中に、記録係でバイトの久部六郎(窪田正孝)は、高野島の婚約者・馬場(山口紗弥加)が、高野島の会社で劇薬物を扱う部署に所属している情報をつかむ。

また、ミコトは高野島と敷島が、同じメーカーの海外製クッキーの箱を持っていたことに気づくが……。

人物相関図

1話の人物相関図。

えーっと、上に書いた「1話のあらすじ」で、めっちゃミスリードしてますが、人間相関図を見てわかる通り、毒殺じゃありません!

その詳細は、次の項目へ。

ここでは、事件そのものよりも登場人物の人物相関図から、最終回まで関わる関係性を整理しますね。

まず、久部六郎は、しれっとUDIラボのアルバイトをしている医学生に見えるんですが、実は、末次さんから指示され、何かの目的を達成するため、UDIラボに潜入している模様

1話では、末次さんの正体は明かされないのですが、1話のラストを見ると、ミコトの過去を知る人物だと言うことがわかります。

その話によると、「三澄」は養子に入ったあとの名前で、過去は「雨宮」と名乗っていた。ってことは、母・夏代と弟・秋彦とは義理の親子、姉弟という関係ってこと?

しかも、一家心中事件に関わっているというところまで、発覚。

そして、中堂さんが葬儀屋の木林と何やら個人的に取引している様子。しかも「赤い金魚」がキーワード。

これは、最終回まで引っ張る話なので、覚えておいてください!

ツボなポイント

「1話のあらすじ」にもある通り、途中まで「毒殺?」とミスリードされますが、高野島が中東に出張していたことがわかり、ミコトは感染症を疑いはじめます。

で、検査したところ、亡くなった原因は感染症だということがわかったんですが、それがうつって敷島が亡くなったこと、接触者の検査を行わざるを得なくなったことで、世間から高野島へのバッシングが……。

後味悪いけど、これで終わりなのかなーと思っていたら、最後、大どんでん返しが!

その二転三転する展開がものすごくおもしろいんですよね。

『アンナチュラル』全体に言えることですが、結構、見ていて当初の見立てから裏切られる展開が多いです。

それが魅力なんですけどね。

見ておいたほうがいい動画

メインのスタッフが一緒だし、UDIラボも西武蔵野署のメンツも出てくるので、『MIU404』をもし見ていないのなら、おすすめです。

※本ページの情報は2023年9月時点のものです。