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吉岡(森永悠希)の“潜入捜査時の演技”が最高!『絶対零度』Season4

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井沢(沢村一樹)の過去の事件は全然終わっていなかった『絶対零度』。

絶対零度~未然犯罪潜入捜査~ – フジテレビ

前作のSeason3の終わり方はたしかにスッキリしていなかった覚えがあるのだけど、まさか、井沢の物語がまだまだ続いていたとは。

そして今回は回想からスタート。
またしても井沢が犯人風だけれども真相は果たして?

というところが今回の肝かと。

それ以外のところで見どころを言うと、新メンバー。

ミハンの統括を自ら買って出たという法務省のキャリア・香坂朱里(水野美紀)。
井沢の妻と娘を殺した犯人に面会へ行ったり、統括になった理由が曖昧で、どうも裏があるらしい。
これもいずれ明らかになるかと。

そして、南(柄本時生)に代わって登場したのが天才ハッカー・加賀美(柄本明)というまさかの親子交代!

で、私が個人的にグッときたのが、警察キャリアなのに新人研修としてミハンにきちゃった吉岡(森永悠希)。

「どうせお荷物キャラなんだろうなー」と思っていたら、天才子役という過去を持ち、潜入捜査時の役作りが完璧!
情報を聞き出したい相手に合わせた方言を繰り出し、スッと相手の懐に飛び込む。

冒頭から「井沢がもしかしたら誰かを殺しているかも!?」という回想で入り、
井沢は危険人物だから監視しろと山内(横山裕)は命じられるし、
潜入捜査で小田切(本田翼)がうっかりグループセラピーに行ったせいで、男性恐怖症になったきっかけの事件がフラッシュバックしたり、
物語終盤に、あることで激昂した井沢が犯人を撃ち殺そうとするし、
彼が家にいたら、家族の幻覚を見ちゃうし(前回はフラッシュバックのみだったはず)。
前回よりも描写が重め。

だからこそ、潜入で完璧な演技力を発揮するコミカルキャラの吉岡に癒やされたのよね。

次回以降、吉岡の潜入演技にも注目して、ぜひ見てみてほしい。