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天国から地獄に落とされる!?『29歳のクリスマス』第3話

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主人公・典子(山口智子)と、彼女の友人・彩(松下由樹)、新谷(柳葉敏郎)の3人が、うまくいかない恋と仕事に対して、自分なりの答えを見つけていくドラマの第3話。

29歳の誕生日に彼氏にフラれ、行きたくない部署に飛ばされるし散々な典子。
挙げ句、元カレの結婚式で出会った木佐(仲村トオル)からは、賭け事の対象にされるし、もううんざり。

そんな木佐が、賭け事の対象にされたことに啖呵を切った典子の気の強さを買って、突然彼女にプロポーズ!?

当然、嫌な思いをしている相手だし、そもそも付き合ってもいないのに、結婚の話が出たのに戸惑いつつ、まんざらでもない典子。

だけど、「結婚するつもりだから母親に会ってくれ」と木佐から言われ、強引に連れていかれるも、結局、親の言いなりの結婚がしたくないだけなんだと感じてしまい……。

彩は、なんだかんだ引きずっている元カレのチェリスト・浅葉(竹下欣伸)のコンサートに。
ワクワクして観に行ったけど、自分を裏切って資金欲しさに結婚した彼の奥さんを見ることになり…。

新谷は、二流商社勤めな上、通販のクレーム対応の部署に飛ばされたことにうんざりして、典子の元カレの結婚式で一目惚れした、一流商社のOL・香奈(水野真紀)をものにすることで、プライドを保とうとする。

典子と彩に「あんなあざとい女やめておけ」と釘を刺されるも、突き進む。

そんな矢先、香奈から突然キス。新谷は喜ぶのかと思ったけれど、それがまったく情を感じないものだったため、戸惑ってしまい……。

今回は、3人とも一瞬は舞い上がったけれど、「あれ?違う!」とショックを受けた回。

極端な言い方をすると、天国から地獄に落とされた形。

最近のドラマはわかりやすい「地獄」を用意していることが多い気がするけれど、こうやって共感できるし、噛みしめれば噛みしめるほど、心の中がヒリヒリする「地獄」を用意しているところがこのドラマの秀逸なところだと思うんだよね。

さて、うまく行きかけて、結局それは違った……と感じた3人。これからどうなる?