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満(生田斗真)には無職のままでいることを期待してしまう『俺の話は長い』

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『俺の話は長い』9話を見ていたら、無職6年の満(生田斗真)がついに仕事に就こうか、ぐらつきはじめていた。

「俺の話は長い」第9話ストーリー

まず、9話の「トンカツと占い」で、姪の春海(清原果耶)が高校に行かず、ラジオパーソナリティーになると言い出したことが発端。

満にだけそのことを相談したいと春海に言われ、話を聞くけど、意外にもその進路には猛反対。
でも納得いかない春海。

仕方なく、ラジオ愛聴歴20年のキャリア(?)を生かして、春海がパーソナリティーに向いているかテストするも満は不合格と言い渡す。

「春海には高校に行って、もっといろんなことを経験してほしい」

ともっともらしいことを言うんだけど、これがなんというかまさしくラジオパーソナリティーっぽい。

しかも、春海からも
「満兄ちゃんは人の人生は饒舌に語る」
とまで言われてしまう。

そして、「ラーメンとフリーマーケット」では、いつもの「Barクラッチ」で光司(安田顕)としゃべっていたら、昔、自分のこの屁理屈で饒舌なおしゃべり力を活用して、政治家とかのおえらいさんのダメ出しを仕事にしようと考えていたことがある、なんて満が言い出した!

これを聞いて、光司が面接で落ちた政治家の秘書に満がぴったりだと言い出し、満のいない間に光司、綾子、母・房枝(原田美枝子)の間で、秘書にさせようと話がまとまる。

満に相談せずに、秘書の仕事を紹介してくれた壇野(長谷川初範)に話を通していたことがわかって満は激怒するけれど、そう言いつつ、「やってもいいかなー」という空気感がほんのーり漂っている。

「でも、自分がコレとピンと来たものではないし、人にお膳立てされた仕事をやるのはなー」
なんて具合に「Barクラッチ」で海星(杉野遥亮)にグチっていたところ、バーのオーナーで元カノの明日香(倉科カナ)から伝言が……。

この伝言を受けて、満はついに就職してしまうのか?

いや、でもしかし、6年も無職で、「いい仕事が見つからない」とごねてたのが、すんなり職に就こうとしてしまうと、見ているこちら側としては「結局、そういう結末か……」とちょっとがっかりしちゃいそう。

せっかく、口達者な能力を生かして生き延びてきたんだから、私はついつい、無職のままの満を期待してしまうんだけど。

もしくは、第三の道というか、屁理屈男の満っぽーい、仕事の就き方を最終回では描いてほしいと願ってやまない。

『俺の話は長い』は『hulu』で見られます!

※本ページの情報は2019年11月時点のものです。最新の配信状況はhuluサイトにてご確認ください。