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男への反抗⁉︎『29歳のクリスマス』第2話

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『29歳のクリスマス』第2話。

29歳のクリスマス – FOD

典子(山口智子)を飲食事業へ飛ばした仕事のできない元上司が、彼女が店長のお店へ。
そこで、散々嫌味を言われてブチ切れた典子がその元上司をグーで殴るシーンで終わった。

この回で一番インパクトあるシーンだったけど、ここまで行くのにちゃんと布石を置いていたのが第2話の素晴らしいところ。

まず、第1話で典子は元交際相手の結婚式に出席して憂さを晴らしてやろうと思っていたのに、手も足も出ず。

でも、彼女の気持ちを代弁してくれるかのように、結婚式の最中、突然元交際相手を殴る木佐(仲村トオル)!
だから典子はちょっとだけときめいてしまう。

第2話では、その気持ちを察してか彩(松下由樹)も焚きつけるんだけど。

そんな矢先に、典子のお店に木佐が登場!

仕事が終わったあとに約束を取り付けられ、なぜか木佐たちが練習しているバスケットコートがある倉庫へ連れて行かれる典子。

戸惑っていたところ、真穂(稲森いずみ)がやってきて、ここへ連れてこられたのは、例の結婚式で典子に一目惚れした真穂の兄のため。

しかも、もし木佐が連れてくることができたら真穂の兄が持ってるバスケシューズがもらえる賭けをしていたことが発覚。

“賭け”の対象にされたこと、
金持ちの男なら誰でも女はついてくると奢った態度であること、
女の意思なんてないがしろにして、モノを扱うようにされたこと
にプンプンの典子。

頭にきて、倉庫からすぐに帰るし、あとでお詫びのランチに誘われたけど、金持ちだからいい気になるな!的な啖呵を切って、ランチの途中に帰ってしまう。

そんな中、元上司と本社で会ったら、「今の仕事が合ってる」と高笑いされる典子。

その愚痴を彩に話していたら、「いるよねー、女のが仕事ができることに嫉妬する男」ってな名言を。

ちなみに、第2話のサブタイトルは「バカにしないでよ」。

そのタイトル通り、この回は典子が男にバカにされてブチ切れるストーリー。

だから、ラストシーンで元上司を殴ったのは、男へのうっぷんが爆発したということ。
ストーリーを追うと、徐々に典子の沸点上がっていっているのがわかりますよね。

けど、元上司並にむかついていた木佐とこれからあんなことになるとは……。